お通夜の数珠について
意味や種類について
数珠は念珠ともいい、「厄除け」や「お守り」の意味もあって、仏教徒には欠かせない仏具です。
数珠は2種類あり、二重にして持つものを「二輪念珠」、数を減らした略式のものを「単念珠」といいます。
現在は単念珠が多く使われています。
色の選び方について
珠の材質や、宗教によって色は異なります。とくにこれといって決まった色はありません。
マナーや焼香の際の持ち方について
持参するときは念珠入れなどに入れ、ご焼香の際など、使わないときはポケットかバッグにしまいます。畳や椅子の上にじかに置かないようにします。
☆長い数珠(二輪念珠)のマナー
合掌以外のときは、二連にするなどで左手に持つ。房は下にする
合掌のときは両手の中指にかける。房は両手の中指の外にでるようにする
☆短い数珠(単念珠)のマナー
合掌以外のときは、房を下にして左手で持つ
合掌のときは、両手の人差し指の上にかけ、さらに上から親指を添えるようにして手を合わせる
「冠婚葬祭 マナーの便利帖」より