法事の供物の手配する前のマナーやのしの書き方を解説

法事の供物について

供物とは

祭壇や式場の内外に飾られ、故人の霊をなぐさめるために霊前に供える品物が「供物(くもつ)」、花が「供花(くげ)」です。

個人では親族や親交の深かった友人・知人が贈り、団体では個人や遺族が所属する会社などが贈ります。

手配する前のマナーについて

置き場所や並べる順番に決まりがあるので、必ず遺族に供花・供物を贈りたい旨を伝え、先方の意向を確認してから手配します。喪家が葬儀社や生花店に取りまとめを依頼していることもあります。

断られた場合について

供花は、会場によっては飾りきれない場合があります。また供物も、干菓子などは重なることが多く、あとで遺族が困る場合があります。

最近は喪家側が供花・供物を辞退することも多くなっています。その場合、香典に準ずる金額を「御供花料」「御供物料」の表書きで包む方法もあります。

宗教別のおすすめについて

「個人の好物」や「果物」「干菓子」、仏式では「線香」や「ろうそく」などがおもな供物です。

供物は宗教、宗派、地域によるちがいがあるため、葬儀社に依頼するのが無難です。

☆仏式のおすすめ供物

おすすめの供物:線香、抹香、ろうそくなどの仏具、日持ちする果物、干菓子、缶詰など

NGな供物:魚介類、肉類、酒

☆神式のおすすめ供物

おすすめの供物:魚などの海産物、酒、和菓子、果物、五穀など

NGな供物:線香、抹香

☆キリスト教式のおすすめ供物

供物はなし

のしの書き方について

※表書きは墨をつけて筆で書くのがマナーです。「毛筆」か「筆ペン」の「薄墨」を使って書きます。

万年筆やボールペン、フェルトペンなどは避けましょう

水引:青と銀、紫と銀の結び切り

のし:なし

表書き/上書き:「御供物」「御供」など

表書き/名前:姓名をフルネームで

供物ののしの書き方

 

渡し方について

持参する供物を地味なふろしきなどに包み、遺族や受付の係の目の前でほどいて、お悔みの言葉とともに手渡します。自分で祭壇には供えません。

「冠婚葬祭 マナーの便利帖」より

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